太古の巨大鮫メガロドンは、世界中の海を支配していました。彼らが絶滅してしまったのはおよそ３５０万年前。その体の大きさに関しては未だに議論が続いています。残念ながら、我々が現在見つけることができている彼らの痕跡は、歯が数本と脊髄だけ。ですから、その本当の大きさは推測でしかありません。計算によれば、メガロドンは体長１５ｍ。ちょうど地下鉄車両ほどの大きさということになります。現在世界最大だと言われている生物はシロナガスクジラ。彼らはその二倍の大きさの体を持っているわけですが、しかし依然としてメガロドンが世界最大のサメであったことに変わりはありません。
メガピラニアもまた数百万年前に絶滅した淡水魚で、現代のピラニアの遠い親戚です。研究者はこの魚の顎と巨大な歯を南アメリカで発見しており、その全体を再現してみると、体長は１ｍほどであったということがわかりました。淡水魚にしてはかなりのサイズですね。専門家は、メガピラニアの泳ぐ速度は今のピラニアとそん色なかっただろうと考えており、時速２４～４０ｋｍ程度と予想しています。メガピラニアは群れると、１つの集団として素早く方向転換を行います。さて、メガロドンがこのメガピラニア達に出会ったとしたら？果たして勝者はどちらになるのでしょうか？
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