8月30日〜31日の甲斐駒ヶ岳周遊。
2日目の8月31日は、鋸岳角兵衛沢の大岩ノ下岩小屋〜戸台川〜丹渓山荘〜七丈ヶ滝尾根〜六合目石室〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根下山でした。
6時に岩小屋を出発。
ここで泊まるのは今回で5回目ぐらいでしたが、岩小屋の中に水場もあって快適そのもの。樹林帯を下り、戸台川の河原へ。一昨年の台風19号の影響で、すっかりと様子が変わってしまっていました。
渡渉をして対岸へ。
明瞭な道を進んで丹渓山荘近くでもう一度渡渉。ここは丸太で渡ることができました。
さて、ここからは未知の世界。
甲斐駒ヶ岳信州側の開山の道である、七丈ヶ滝尾根に向かいました。やはり河原は荒れていてルートも不明瞭。楽しみにしていた威力不動の石像がある場所は、ついに見つけることができませんでした😢
七丈ヶ滝尾根も取り付きは不明瞭で、じょじょにルートの痕跡が現れてくる感じでした。
しかし四合目過ぎたあたりに刀利天狗の石碑を発見して興奮😆
やはりここもかつての信仰の道であることがうかがえました。
所々にルートの痕跡を見ながら、時に藪漕ぎもしながら六合目石室に出たのが12時半。当初の計画ではこの時間には山頂にいたかったのですが、思った以上に時間がかかってしまいました😢
六合目石室から甲斐駒ヶ岳までの稜線は、南アルプスで一番好きな稜線。ガスの間から岩とハイマツの尾根が見え隠れして、とても良い雰囲気でした。
14時にようやく甲斐駒ヶ岳。
本当はここから摩利支天〜お中道を入れる予定でしたが、このまま下山をすることに。これまでで一番長い黒戸尾根の下りで、結局下山は18時半でしたw
2日間の歩行時間は27時間、距離34キロ、累積登り標高差5700m。これを甲斐駒ヶ岳周辺だけでできてしまいます。やっぱり大きな山だと再認識しました。
今回は2日間で以前から行きたかった場所を一気に巡ることができました。普通なら最低3日はかかりそうですが、土地勘がある場所なのと強いパートナーのおかげで、効率よく動くことができました。
まだまだ未知の世界が多い甲斐駒ヶ岳。探索はこれからもまだまだ続きます😊
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七丈ヶ滝尾根 在 花谷 泰広 Facebook 的最佳解答
古地図の探訪は続きます。
次に手に入れたのが昭和5年の地形図「市野瀬」
まだスーパー林道がない時代の南アルプス北部地域を垣間見ることができます。
鋸岳は鋸山と表示されていて角兵衛沢や熊穴沢には登路はありません。
東駒ヶ岳(伊那側からの甲斐駒ヶ岳)には赤河原経由七丈ヶ滝尾根も健在。
北沢峠にはすでに小屋があります。
三ツ頭から大岩山の八丁尾根にも道があります。
お隣「韮崎」の地図も現在取り寄せ中。
楽しみです😊
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2日目の8月31日は、鋸岳角兵衛沢の大岩ノ下岩小屋〜戸台川〜丹渓山荘〜七丈ヶ滝尾根〜六合目石室〜甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根下山でした。 6時に岩小屋を出発。 ... <看更多>