回転寿司のよくある景色として、食べ終わった皿が積み上がっているのがあります。 チェックすると店員が来て皿の枚数を数えて会計をします。 しかし、くら寿司では食べ終わったお皿はすぐに手元の回収機に入れます。 しかも、5枚入れると内部の抽選器が動作し、カプセルのおもちゃがもらえるチャンスがあります。
このため、手元の皿はすぐに回収機に入れられます。 とくに、子供がいるとおもちゃ目当てですぐに入れられてしまいます。この利点として
・常時皿を回収出来るため、店で準備する皿の枚数が少なくなる
・皿の回収が自動化されているのでスタッフを減らせる
が考えられるます。 しかし、最も大きいのは
・客がどれだけ食べたかを把握出来なくする
です。 一応、回収された数字がディスプレイに表示されますが、実物がテーブルに置いてあるのと比べて体が感じる量は少なく感じます。 このため、多くの量を消費されやすくなります。
これは、最近開発されている「タンジブルインタフェース」の逆を行っている考え方だと思います。 デジタルのディスプレイは基本的には数字を表示して、ユーザはそれを理解します。グラフなど数値を図形にして多少の理解力の緩和を図っていますが限界があります。 そこで新しく開発されているのが「タンジブルインタフェース」と呼ばれる物で、手に取ることが出来るブロックやコマを使ってテーブル上に置いてコンピュータへ入力を行います。
画面で操作するより、手に取ることが出来る物体を動かして指示する方が直感的な指示が出来て楽になると言われています。
回転寿司の話しに戻りますが、昔のスタイルだと、手に取ることが出来る皿を見たり触ったりすることで、食べた量を把握出来ます。これ
は一種のタンジブルなインタフェースではと思います。 どれだけ食べたかはスカラー量である数字を見れば分かります。 しかし、それは理屈です。 目の前に皿があればそれはタンジブルなインタフェースとして食べた量を色々な情報で体が把握することが出来ます。
数字は分かりやすいと言われますが、人の行動は数字ほど分かりやすく無いと思います。
以上
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