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「面白い」は「Funny」で正しいの?
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日本語の「面白い」は、「あの人、面白いね」「映画おもしろかったね」「おもしろい格好しているね」など、使う状況によって微妙に意味が違いますが、すべて「面白い」の一言で表現できます。しかし英語では、どのように面白いのかによって言い方が異なります。「面白い」=「Funny」と直訳して覚えている人が多いようですが、「Funny」を使うと間違った意味で捉われてしまう場合もあるので注意が必要です。今日のコラムでは、英語で「面白い」を意味する代表的な4つの使い方をご紹介します。
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1) 笑いを誘うユーモアのある面白さ・おかしさ
「Funny」
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笑いを誘うユーモアのある人や物事、または感情を表す場合は“Funny”が用いられます。例えば、お笑い芸人のような性格の持ち主や、面白いコメディー番組のことなどを指します。
✔「超おもしろい」や「超うける」と言う場合は「Really funny」と同じ意味合いの「(That's) hilarious」もよく使われる。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is funny.
(松本人志は面白い[愉快な]人だね。)
That movie was funny.
(面白い[おかしな]映画だったね。)
That movie was hilarious!
(あの映画、超おもしろかった。)
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2) 興味深い面白さ・関心を引く面白さ
「Interesting」
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周りの関心を引いたり興味をそそらせる人や物事、または感情を表す場合は“Interesting”を使います。例えば、興味のある面白い本を読んでいる場合は「I'm reading an interesting book.」となります。
✔「超おもしろい(興味深い)!」を「That's fascinating!」と表現することもできる。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is interesting.
(松本人志は面白い[興味深い]人だね。)
That movie was interesting.
(面白い[興味深い]映画だったね。)
I saw an interesting documentary about this guy who is traveling the world.
(世界一周している人の、おもしろいドキュメンタリー番組を見ました。)
That sounds interesting!
(おもしろそうじゃん!)
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3) 楽しませる面白さ
「Entertaining」
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楽しみや喜び、感動などを与える人や物事、または感情を表す場合は“Entertaining”を使います。例えば、「昨夜のコンサートは面白かったね。」は「The concert last night was entertaining.」となります。
✔ハラハラしたりドキドキしたりする面白さは“Exciting”で表す。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is interesting.
(松本人志は面白い[楽しい]人だね。)
That movie was interesting.
(面白い[楽しい]映画だったね。)
What an exciting game!
(おもしろい試合だねっ!)
It's going to be an exciting year.
(おもしろい一年になりそうですね。)
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4) 奇妙な面白さ・変わった面白さ
「Funny / Interesting」
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奇妙であったり物珍しかったりする人や物事、または感情を表す場合は“Funny”または“Interesting”を用います。この場合、状況によっては多少ネガティブなニュアンスが含まれます。因に“Funny”の前に動詞を加えることで、具体的に何が変なのかを表すこともできます。例えば、「変な味がする」は「Tastes funny」、「変な匂いがする」は「Smells funny」、「変な音がする」は「Sounds funny」、「変な風に見える」は「Looks funny」となります。
✔その他、「胸騒ぎがする」を「I have a funny feeling」と表現する。
<例文>
That’s a funny shirt.
(面白い[変わった]シャツを着てますね。)
That’s an interesting photo.
(面白い[奇妙な]写真ですね。)
This pasta tastes funny.
(このパスタ、変な味がする。)
Does this smell funny?
(変な匂いがしませんか?)
I hope that was interesting!
ブログ記事URL:https://hapaeikaiwa.com/?p=1089
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ユーモアのある人 英語 在 Hapa Eikaiwa Facebook 的最佳貼文
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「See oneself」と「See for oneself」の意味と違い
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「See oneself」と「See for oneself」。前置詞が一つ間に入るだけで意味が異なるこの2つのフレーズを、ネイティブは日常的によく使います。一つは「自分自身を~だと思う」、そしてもう一つは「自分の目で確かめる」を意味しますが、どちらがどの意味か分かりますか?今回は、パッと見とても似ているこの2つのフレーズについて説明します。
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1) See oneself
→「自分自身を〜だと思う」
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See oneselfは「自分自身を〜だと思う」を意味する日常表現です。日本語の「セルフイメージ」に近い表現で、「自分自身について何かが現実になること・起こることを想像できる」というニュアンスがあります。一般的に、現在や将来の自分について話すときに用いられ、アメリカでは仕事の面接時によく聞かれる定番の質問が「Where do you see yourself in 10 years?(10年後の自分はどうなっていると思いますか?)」です。
✔自分自身の人格や性質など語るときに使われる表現が「I see myself as _____(自分自身を〜だと思う)」
✔「〜する自分を想像できない」は「I can't see myself + ing.」
<例文>
In 10 years, I see myself living in Los Angeles with three kids and running my own business.
(10年後、私には子供が3人いて、ロスで自営業を営んでいると思います。)
I see myself as an easygoing person with a sense of humor.
(私は[自分のことを]おおらかで、ユーモアのある人間だと思っています。)
I can't see myself getting married any time soon.
(近々、結婚することは想像できないね。)
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2) See (it) for oneself
→「自分の目で確かめる」
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この表現は「自分の目で確かめる」を意味し、自分が見たものを信じてくれない相手に対してよく使われます。例えば、何か信じられないものを見た時や驚くようなものを目にした時に、周りからその事実を疑われた際、「If you don't believe me, see (it) for yourself.(信じないんだったら、自分の目で確かめなよ)」と言う風に使うことができます。
✔日常会話では「See for yourself」と「See it for yourself」両方が使われ、同じ意味を持つ。
✔「自分の目で確かめに行ったら」は「Go and see it for yourself」、「自分の目で確かめに来たら」は「Come and see it for yourself.」。日常会話では「and」を省いて言うことも多い。
<例文>
There's a bear in the backyard! I'm not joking! See it for yourself!
(庭に熊がいるわ!冗談じゃないのよ!自分の目で確かめてみなさいよ!)
Yeah right. I have to see it for myself to believe that.
(絶対嘘でしょ。自分の目で見て確かめないとそんなの信じないよ。)
I'm serious! The house next door is on fire! Come see for yourself!
(本当だって。隣の家が燃えてるよ。自分の目で確かめに来てよ!)
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「面白い」は「Funny」で正しいの?
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日本語の「面白い」は、「あの人、面白いね」「映画おもしろかったね」「おもしろい格好しているね」など、使う状況によって微妙に意味が違いますが、すべて「面白い」の一言で表現できます。しかし英語では、どのように面白いのかによって言い方が異なります。「面白い」=「Funny」と直訳して覚えている人が多いようですが、「Funny」を使うと間違った意味で捉われてしまう場合もあるので注意が必要です。今日のコラムでは、英語で「面白い」を意味する代表的な4つの使い方をご紹介します。
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1) 笑いを誘うユーモアのある面白さ・おかしさ
「Funny」
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笑いを誘うユーモアのある人や物事、または感情を表す場合は“Funny”が用いられます。例えば、お笑い芸人のような性格の持ち主や、面白いコメディー番組のことなどを指します。
✔「超おもしろい」や「超うける」と言う場合は「Really funny」と同じ意味合いの「(That's) hilarious」もよく使われる。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is funny.
(松本人志は面白い[愉快な]人だね。)
That movie was funny.
(面白い[おかしな]映画だったね。)
That movie was hilarious!
(あの映画、超おもしろかった。)
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2) 興味深い面白さ・関心を引く面白さ
「Interesting」
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周りの関心を引いたり興味をそそらせる人や物事、または感情を表す場合は“Interesting”を使います。例えば、興味のある面白い本を読んでいる場合は「I'm reading an interesting book.」となります。
✔「超おもしろい(興味深い)!」を「That's fascinating!」と表現することもできる。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is interesting.
(松本人志は面白い[興味深い]人だね。)
That movie was interesting.
(面白い[興味深い]映画だったね。)
I saw an interesting documentary about this guy who is traveling the world.
(世界一周している人の、おもしろいドキュメンタリー番組を見ました。)
That sounds interesting!
(おもしろそうじゃん!)
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3) 楽しませる面白さ
「Entertaining」
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楽しみや喜び、感動などを与える人や物事、または感情を表す場合は“Entertaining”を使います。例えば、「昨夜のコンサートは面白かったね。」は「The concert last night was entertaining.」となります。
✔ハラハラしたりドキドキしたりする面白さは“Exciting”で表す。
<例文>
Matsumoto Hitoshi is interesting.
(松本人志は面白い[楽しい]人だね。)
That movie was interesting.
(面白い[楽しい]映画だったね。)
What an exciting game!
(おもしろい試合だねっ!)
It's going to be an exciting year.
(おもしろい一年になりそうですね。)
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4) 奇妙な面白さ・変わった面白さ
「Funny / Interesting」
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奇妙であったり物珍しかったりする人や物事、または感情を表す場合は“Funny”または“Interesting”を用います。この場合、状況によっては多少ネガティブなニュアンスが含まれます。因に“Funny”の前に動詞を加えることで、具体的に何が変なのかを表すこともできます。例えば、「変な味がする」は「Tastes funny」、「変な匂いがする」は「Smells funny」、「変な音がする」は「Sounds funny」、「変な風に見える」は「Looks funny」となります。
✔その他、「胸騒ぎがする」を「I have a funny feeling」と表現する。
<例文>
That’s a funny shirt.
(面白い[変わった]シャツを着てますね。)
That’s an interesting photo.
(面白い[奇妙な]写真ですね。)
This pasta tastes funny.
(このパスタ、変な味がする。)
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(変な匂いがしませんか?)
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