是非ご一読下さい。
菅です。
猛暑も少々落ち着いてきた頃なのでしょうか。
僕は、9月21日に開催する、コンサート人生初の
配信ライブ「オハラ☆ブレイク’20秋 –北のまほろばを行く-」開催へ向けた準備をしながら、夏の終わり？を過ごしています。
14日は東京のスタジオにて、一日限りのセッションに向けたリハーサルを行います。
この配信ライブ開催を決めるまで
自分のなかで日々悩み葛藤していました。
そんな、葛藤の日々を精一杯みなさんにお伝えしたく
いま、この文章を書いています。
オハラ☆ブレイクは、去年、初日金曜日の開催を不測のハリケーンにより開催を断念しました。
今年、オリパラ開催となっていたら、猪苗代はガーナのキャンプを受け入れる計画であったため、町の方々は、なにかと大変ながらも、
リベンジのオハラ☆ブレイク’20夏を快諾してくださって。。
そして、2020年を迎え、僕や事務局のスタッフは
ARABAKI ROCK FEST.二十歳の盛大な開催と
去年夏のリベンジ、これからの開催へ向けた大切な開催となるオハラ☆ブレイクの準備を行なっていました。
でも、それは叶わず、世界中の方々も同じ心境と思いますが
ある日は、仙台から名取まで3時間かけて歩きながら、
あるときは、音楽も聴かず、無音で焼酎を飲みながら一日を過ごしたり、
またあるときは、北の国からを1話から2日かけて観続けながら、
空っぽの、春と夏を過ごして
いまなにができるかを考えていたんです。
そんな日々のなかで、「配信」というスタイルがなんとなく流行りだし、
ぼんやりと「配信」だけは
やめよう。と思っていました。
正直、ライブがいちばん、と思っていた自分にとって
いま、みなさんがこぞって開催をする、
「配信」というスタイルにかなりの抵抗がありました。
かといって、毎年、オハラ☆ブレイクを受け入れてくださり、一緒につくってくれている、
猪苗代町のみなさんのことを考えると、
いま、人の往来の伴う有観客の形は、難しいと思っていて。
そんな今年の夏のオハラが開催予定であった
7月30日を迎える頃、自分にとってのターニングポイントとなる、昔、何度も何度も観た映画、
「グッドモーニングベトナム」を久しぶりに観ました。
ベトナム戦争真っ只中のアメリカ兵役のトムハンクスが
ほんの少しでも、世界を明るくしようと、
DJとして、ラジオ放送を通してベトナムにひとときの
楽しい時間を届けるというあらすじです。
当然ですが、ベトナム戦争では、とうてい、
ライブなんかできない、でも、ラジオなど電波の力で
ほんの少しの寂しさを埋めることができるのかも知れない。そんな思いになり、
僕はこの映画を観た翌日、
HEATWAVEの山口洋さんと無性に話したくなり
山口さんに電話をしました。
山口さんとは、2012年のARABAKI ROCK FEST.にて、エフエムのラジオリクエストによって創るステージをご一緒したり
オハラ☆ブレイクを立ち上げる前の年に、
RISING SUN ROCK FESTIVALのボヘミアンの飲食エリアで
飲みながら、僕が猪苗代町全体で取り組む文化祭の構想を聞いていただいたとき
「この本を読んでみたらいいよ」と
「グレイトフルデッドのビジネスレッスン」という本を推薦してくださったことから、
とにかく、山口さんにいま思っていることを伝えたいと思ったんだと自己分析しています。
「配信であっても猪苗代湖から、感動を届けたい。」
と伝えるか伝えないか、僕が話を終える前に
山口さんは、
「いいんじゃない！？やるよ！」と仰っていただき、
僕のなかで、開催の決心がつきました。
そして、事務局のスタッフやご協賛いただけたらと思う企業のみなさん、何名かの気心の知れたミュージシャン、そして、尊敬する美術家の奈良美智さんへ
ご連絡をし、
猪苗代湖からライブで最高にしかできない
オハラ☆ブレイクを届けるための準備に入りました。
以上、簡単ではありますが、
2020年9月21日（月・祝）決定への経緯でございます。
9月21日の開催に向けて、これから、可能な限り、
エピソードや近況を綴りたいと思いますので、
何卒、よろしくお願いいたします。
オハラ☆ブレイク実行委員長 菅 真良
https://oharabreak.com
#オハラブレイク
