”「Krush.74」3.3(金)後楽園で、Krush-58kg王者の小澤海斗が中国のユン・チーを判定で下し、2度目の防衛に成功しました。”
メインイベント(第9試合)/Krush -58kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R
○小澤 海斗(K-1ジムEBISU小比類巻道場) vs ×ユン・チー(中国)
判定2-0※30-29、29-29、30-29
打倒・武尊を目指す小澤と、昨年K-1でその武尊と年間ベストバウトとも言われる激闘を繰り広げたユン・チー。小澤は2度目の防衛戦となる。
1R、サウスポーの小澤に対し、ユンはオーソドックスで向き合い、速く鋭い左ローを見舞う。小澤は重心を落とした構えでにじり寄り、後ろ回し蹴りを放つも、ユンはこれを当てさせない。そして跳びヒザを放ち、そこからら右フックを連打してユンをロープに追い込みバックブローを見舞う。ユンはこれをヒジだとアピールするが、小澤はサイドキックを連続で入れてユンを後退させる。ユンが放ったハイキックを小澤がかわすと、ユンは「やるな」とばかり笑みを漏らす。
2R、ユンは跳び蹴りを放つが、小澤はこれをキャッチしてマットに叩きつける。小澤はお返しとばかりにボディへ後ろ回し蹴りを打ち込む。ユンはローから右ストレートを繋いでくるが、小澤はガードを緩めず、速い踏み込みから右フック、ワンツーと返す。ユンの左ジャブに右フックをかぶせんとする小澤。そして左スイングフックを決めてユンをグラつかせる。大技の胴回し回転蹴りも放つ小澤だが、これはユンにかわされ空振りとなる。
3R、ユンは跳びヒザを放ってくるが、小澤はよく見て当てさせず、左ストレートからの右フック、ユンの出入りに合わせての右フックと当てる。そして、そのパンチの中にハイキックも織り交ぜる。ユンのパンチがよく見えている印象の小澤はクリーンヒットを与えず、左ストレート、右フックと当ててジワリジワリとユンを下がらせる。ユンが出てこようとするとサイドキックでユンを後退させる。小澤は最後まで跳びヒザ、右フック、左ストレートと攻めて終了
判定は30-29、29-29、30-29の2-0で小澤。ライバル武尊がリングサイドで見守る中、王座を守った。
小澤のマイク
「みなさん、お忙しい中今日は本当にありがとう。ツマラない試合してゴメン、出直すわ。強くなってK-1のチャンピオンになります。KrushもK-1も俺が引っ張っていくんで、応援よろしく。今日はほんとツマラない試合してゴメン。ほんと出直すわ」
■試合後の小澤海斗選手のコメント
「(試合を振り返って?)1R効いたなと思ったんですけど、つめられるところつめられなくて。また、出直します。パンチが強いかなと思ったんですけど、蹴りの印象のほうが強かったです。(今後の目標は?)さいたまスーパーアリーナで試合したいです。それまでにいまの課題を全部克服して。やっぱり倒せなきゃダメですね。今日は反省する。(反省点は?)いっぱいあります。倒せるようで倒せない。それは会長と練習して直します。まだまだです、俺。出直します、ありがとうございました」
http://www.k-1gym.com/ebisu/news_detail.php?id=254
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