【ペンシル海外通信：台湾地震と旧正月】
先日の台湾での大地震においては、台湾オフィスがある
ペンシルにもご心配の声をいただきました。
お気遣い、本当にありがとうございます。
今回の地震では多くの死傷者が出るとともに、
現在も救助活動が続いています。義援金など、
日本からもできる支援を行っていきたいと思います。
台北にあるペンシル台湾オフィスに被害はなく、
一部、新幹線が止まっていましたが、現在は通常通り
運行しており、駐在している吉本含め、
南部在住の友人もいつものお正月を迎えているそうです。
本日は旧正月の元旦にあたる初一です。
この一週間（2月8日〜12日）は、会社も学校も
お正月休みで、みんな帰省するので、お正月は台北から
人がいなくなるというほど静かになります。
台湾のお正月の縁起物として
「春聯（しゅんれん）」があります。
春聯とは、赤い紙に縁起のいい言葉を書き、
大晦日あたりに自宅や会社の門に貼るものです。
日本の門松のようなもので「邪を避け、福を呼ぶ」、
「旧を除き、新をうちたてる」などの意味があるそうです。
ちなみに、「春」や「福」の字は逆さまに貼るんです。
逆さという意味の「倒」が到着したという意味の「到」と
同じ発音なので、「福到了（福が来た）」と、
縁起の良い言葉になるからだそうです。
最近では百貨店を含めアパレルショップやコンビニで
日本の文化である「福袋」も売られていたり、一方、
外では爆竹が至る所で鳴り響いていたりと、
台湾と日本の文化が融合した賑やかなお正月です。
