読んだ本はこれ
よしもとばななさんの
「もしもし下北沢」
馴染みのある街だったので
読んでいると風景が浮かび
知っているお店もちらほらでてくるので
リアルに感じた。
今は駅も変わり知っている頃より変わり果ててしまっているようだが
あたしの知らないもっと前の下北沢は
もっとローカルで町の人達でできていた町だったんだろうなぁとの想像が湧いた。
時代は進んでいるので新しいことがあちらこちらでてくるが、お店としての存在価値はやっぱそこにいるお店の方で出来上がっているんだなぁと改めておもった。
料理をみると店主の性格もわかる。ような
お店の雰囲気と料理がちぐはぐだったりするとオーナーとシェフが仲良くないんかなぁとか、その逆もあるしそっちの方はだいたい料理も居心地も良い。
本の内容でね
20代の女の子がとあるビストロでバイト始めるんだけど、彼女がすごく真面目でお店を愛していて、女性店主を尊敬していて、いろんな反省しながら、子供な自分を認めながらも店主の作る美味しい料理を一生懸命勉強している姿に感心しちゃった。お金欲しいばかりに働くのではなく、好きでそのお店にいる姿。好きな事でお金を貰えるってことはとても良いことだなっておもったし、そういう好きな事を見つけれた彼女は幸せだなとおもった。
って、そういう料理店の話でもなくてほんとうはもっと全然違うところで話はすすんでいる。
彼女の根本にもっているものは暗いが明るい。んーーーー違う言い方だと→非常に悩んでるが前見て進んでいる。こっちかな！
とにかく読んではほったらかしを繰り返してたので読み終わるのに1年ばかりかかったが、下北沢がみえてとても楽しめたしおもしろい本でした。
#よしもとばなな #もしもし下北沢 #下北沢
